柳都物語 第56回について
『田中町あたり』の写真を載せるのは、『第35回・再び保健室』に続いて2度目です。尚樹が住んでいる「田中町」については、緑亥館通信の「柳都物語・第35回について」で触れていますので、興味のある方はどうぞ(本編1枚目の写真に見える「坂」についての情報もあります)。
本編2枚目の写真(住吉神社/社)の撮影日は一昨年(2005年)の12月17日です。
住吉神社の現状については、緑亥館通信の「柳都物語・第54回について」を読んでいただきたいのですが、とにかく現在の写真が使えないので、少々古い写真を載せざるを得ませんでした。まあ、この冬は暖冬のせいで、この写真みたいな雪景色が撮れる日は一度もありませんでしたから、その点では諦めもつきますが………。
今日は、『第46回・理絵の黒髪』の回に出てきた、どっぺり坂下の噴水についてお話しします。
緑亥館通信の「柳都物語・第54回について」で書いた、住吉神社に出かけた日ですが、ついでにどっぺり坂下の噴水も見に行って来ました。と言うのも、少し気になっていたことがあったからです。
その時に撮ったのが左の写真です。何の変わったところも無く、水を噴き上げていました。何でこんなことを書くかというと、右の写真をご覧ください。これは、昨年(2006年)の11月25日の撮影です。見ての通り、シートが掛けられています。
理由は一目で分かりました。噴水の真上にそびえるケヤキです。このケヤキの落葉期には、噴水のポンプが動かせないのです。循環装置が、落ち葉で詰まってしまうからです。噴水が動かせないのなら、噴水ごと覆ってしまえば、落ち葉掃除の手間も省けるというわけで、落葉前にシートが掛けられたんだと思います。
気になっていたこととは、このシートが冬の間も外されないんじゃないかということでした。もしそうだったら、『第46回・理絵の黒髪』のシーンは成り立たなくなってしまいます。政令指定都市にもなろうかという新潟市が、そんなずぼらなことはしないだろうとは思いましたが、なにしろシートが、噴水の形に合わせて作られた特別誂えの立派なものだったため、長々と掛けておきそうな気配もあったのです。
この日(1月20日)、恐る恐る見に行った噴水でしたが、遠目でシートが取り外されているのを確認した瞬間、思わず「よし!」と小さな声が出てしまいました。
それでは次回の「柳都物語」をお楽しみに。3月3日、掲載予定です。
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