柳都物語 第55回について
この方位磁石をいつ買ったのか覚えていないのですが、きっとデザインが気に入ってのことだったと思います。本編で尚樹が、この磁石について次のように語っています。
『この方位磁石は、確か3年生のとき父親に買ってもらった。
オリエンテーリング用ってやつで、四角い透明なプラスチック板の上に、円い方位磁石が載ってる。
磁石の底も透明だから、地図の上に置いても下の地図が透けて見える。
磁石の中にはオイルが詰まってて、針がフラフラと揺れないっていうすぐれものだ。』
まさしくこの通りなのですが、実は私、オリエンテーリングというものをやったことが無いので、この磁石をどんなふうに使うのか一向に分かりません。
なお、「オリエンテーリング」を「オリエンテーション」と勘違いする人がいるらしいので、国語辞典(三省堂・大辞林 第二版)の説明を載せておきます。
『オリエンテーリング [orienteering]
自然の山野において、地図上に指定されたいくつかの地点(ポスト)を地図と磁石を用いて発見・通過し、できるだけ短時間でゴールまで到達することを競う競技。』
『オリエンテーション [orientation]
(1)方位。方位測定。指標。
(2)(ア)自己と新しい環境および過去との関係を正しく認識する精神作用。見当識。所在識。自己の位置づけ。
(イ)新しい環境への適応・順応。
(3)学校・会社などの組織で、新入者がそこでの生活・活動に早く適応できるようにはからうこと。』
本編2枚目の写真(【資料画像】トレーシングペーパー)も、1枚目と同じ日に撮影しました。
トレーシングペーパーは、この撮影のためにわざわざ買ってきたものです。と言っても、近くにバラ売りしてくれる店があるため、3枚で21円(1枚7円)でした。
なお、本編の写真(2枚とも)で、下に写っている地図は、新潟市中心部の市街図です(昭文社・2005年4月発行)。
さて、今年に入ってからの緑亥館通信「柳都物語・第53回について」「柳都物語・第54回について」で嘆いております、この冬の暖冬についてですが、とうとう新潟市では、1月の積雪がゼロという異常事態になってしまいました。これは、明治36年以来、実に104年ぶりのことだそうです。
まあ、新潟市は積雪が無くても実害はありませんが(私が困るくらいで)、山間部のスキー場などは死活問題になっているみたいで、県が緊急の融資を行うという話です。
ニューヨークなどは急に寒くなっているようですが、日本はどうなのでしょうか? このままだと、全く雪景色を見ることなく春を迎えてしまいそうです。
それでは次回の「柳都物語」をお楽しみに。2月17日、掲載予定です。
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