柳都物語 第30回について
「柳都物語・第30回」『白山公園と住吉神社』、いかがでしたでしょうか?
本編1枚目の写真(白山公園/住吉神社)の撮影日は、今年の2月4日です。前に撮った写真もあったのですが、冬の写真ではなかったので、白山公園まで撮り直しに行ってきました。
雪はうっすらと積もっていましたが、陽が差してしまい、新潟の冬らしい写真にはなりませんでした。
しかも、撮った写真が傾いていて、まっすぐに直してトリミングしたら、神社が画面一杯になってしまいました。やはり無精をせずに、同じアングルで数枚撮っておくべきだと思いました。
この住吉神社の近くに、古い狛犬があります。左の画像がそうですが、この狛犬は、宝暦・天明のころ(18世紀後半)、出雲から運ばれてきたものだそうです。
本編2枚目の写真(白山公園/美由岐賀岡)も、1枚目と同じ日に撮りました。岡といってもこの程度のものです。この階段の上が小さな広場みたいになっていて、いくつかの石碑や新潟県令楠本正隆の銅像などが立っています。
この岡は、明治11年に、明治天皇が新潟県を巡幸されるときの野点所(のだてしょ)として築かれました。
天皇がお出かけになることを『御幸(みゆき)』と言うことから、美由岐賀岡(みゆきがおか)の名が付きました。
明治天皇は、この小さな岡の上から、信濃川や弥彦山の景色を眺められたそうです。
岡の上には、昭和天皇が皇太子時代の大正5年にお手植えになった松などもあり、それらの樹木が大木となった今では、築山当時の景色は望めません。
岡の上の画像を載せたいところですが、またまたうっかりして撮っていませんでした。
話は変わりますが、緑亥館通信の「柳都物語・第27回について」と、「第29回について」で書いた、「柳都物語・第27回」『その名は方角石』に掲載した2枚目の写真(水戸教公園/方角石)の差し替えの件です。
ついに重たい腰を上げて水戸教公園に行ってきました。左がその画像です。本編の画像も差し替えてあります。
この画像をご覧になって、どこか不自然だと思われませんか?
方角石の上にだけ雪がありません。
陽が照って石が暖まれば、石の上の雪だけが解けて、周りの芝生の雪は残っているという写真を撮れるのですが、どうもこの日は太陽が顔を出しそうもありませんでした。
つまり私が行ったとき、方角石は雪に埋もれていたのです。
周りの雪を踏み荒らさないように、慎重に石のあるあたりに近づくと、うっすらと石の輪郭が見えました。
私はあたりに人のいないことを確認しました。これからする奇妙な行動を、人に見られたくなかったからです。幸い、日本海のしぶきが届くような真冬の公園には、ほかに誰の姿もありませんでした。
で、大急ぎで石の上の雪だけを取りのけたのです。
つまりはヤラセ写真ですが、こうでもしないと、もうこの冬の撮影チャンスは無いと思いましたので。
本編では、3回にわたって天津亮吉のウンチク話が続きましたが、それもようやく今回で終わりです。
次回からは、再び学校に舞台を移します。
それでは次回の「柳都物語」をお楽しみに。3月4日、掲載予定です。
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