柳都物語 第26回について
「柳都物語・第26回」『やぐらが揺れた』、いかがでしたでしょうか?
西暦2005年も、あと十数時間を残すのみとなりました。
この1年を振り返りますと、年初の1月8日、「柳都物語・第1回」『早川堀の幽霊』をお届けして以来、先週の「第26回」『やぐらが揺れた』まで、隔週土曜日の投稿を一度の休載もなく続けて来られたことには、誰よりも私自身が驚いております。
さらに、間の土曜日を埋めるこの「緑亥館通信」も又、一度の休載もなく、本年最後の日に本年最後の通信をお届けすることができました。
しかしながら、先の見通しもなく始めた「柳都物語」は、1年を過ぎてもほとんど話に進展が無く、「第1回」『早川堀の幽霊』から「第26回」『やぐらが揺れた』まで、物語の中ではたったの9日しか経っていません。
しかも、この先この物語がどうなっていくのか、書いてる本人にすら分からない状態で、果たしてこれで来る2006年が無事に乗り切れるのやら、これまた書いている本人にも定かではありません。
思えば去年の12月は、暖冬の予報通り新潟県内で梅が咲いたりするほど暖かく、「柳都物語・第1回」に載せる予定だった雪の早川堀の写真が撮れずに困っていました。やっと撮れたのは、去年の大晦日、まさに1年前の今日だったのです。
こんな暖冬では雪の写真を撮るのに苦労するなと思っていたところ、2005年が明けた途端に寒くなり、暖冬どころの話ではなく、中越地震の被災地の方では記録的な大雪となりました。
今年の冬もまた暖冬の予報だったのですが、今度は12月から大外れで、次から次へと寒波が襲来し、日本海側は大雪に襲われています。同じ北陸の県庁所在地、富山市や金沢市、福井市などでは50センチを超える積雪になっているようです。他県の人は、それなら新潟市はもっと凄いだろうと思われるかもしれませんが、それが思いのほか少なく、「柳都物語」の舞台である新潟島では、一番積もった時でも10センチ程度で、それも今ではほとんど溶けてしまっています。
そのため、この冬は雪の写真がまだ撮れていないのです。今回本編中に載せた1枚目の写真(水戸教公園/やぐら)は今年の1月9日に撮ったものです。どうもこの写真は構図が不味く、「やぐら」の全体像が分かりづらいので、先週撮り直しに行ったのですが、雪が全然なくて、しかも晴れてしまったため、思うような写真が撮れませんでした。
そのとき撮ったのが左の写真です。こっちの方が全体像が分かると思います。てっぺんの手すりに囲まれた展望台部分まで登ることができます。
本編2枚目の写真(水戸教公園/回った石板)は、これまた分かりづらい写真ですが、手すりの隙間から地上の石板を見たものなのです。右がもう少し引いた写真です。もちろん、この石板は回ったりしませんので、そのまんまの写真です。
この展望台に立つと、目の前の日本海から吹き付ける風にあおられて、一生懸命踏ん張っても身体が動いてしまって、カメラがぶれないようにするのが一苦労です。左の写真は展望台から見た日本海です。寒さに我慢できずすぐに降りてしまったので、あんまりいい写真が撮れませんでした。
最後になりましたが、来る2006年も「柳都物語」をよろしくお願いいたします。
それでは次回の「柳都物語」をお楽しみに。1月7日、掲載予定です。
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