柳都物語 第6回について
「柳都物語・第6回」『教務室』、いかがでしたでしょうか?
今回の表題となった『教務室』ですが、この呼称は全国的に使われているものではないようです。
一般的には職員室と呼ばれているのではないでしょうか? テレビドラマなどでもそのようですし、私がいつも使わせてもらっている、DEX社の「フォト満タン」にも、『職員室』の札が掛かった写真はあったのですが、『教務室』のはありませんでした。
で、今回載せた『教務室』の写真ですが、実はこれ、私の卒業した中学校のものなのです。
撮影したのは昨年10月、文化祭のときでした。
実は、文化祭があることなど全く知らなかったのですが、たまたま自転車で町を散歩していたところ、休日にもかかわらず学校のまわりに人だかりがあるので、何事かと思いつつ校門の前まで来ると、文化祭の看板が出ていたというわけです。
最近は物騒なので、こんなときでもなければ学校の中など入れるものではありません。私が母校の校舎に入るのは、卒業以来実に30年ぶりのことでした。
校舎は私が在学していたときのままで、当時もあまりきれいではなかったのですが、30年を経てさらにきれいでなくなっていました。
校内を歩いているうち、廊下の曲がり角、水飲み場の前、階段の下など、いろいろな場所で、突如として30年前の記憶がよみがえってきたりして、少々困惑しました。
散歩のとき必ず持っているデジカメが役に立って、今回の写真が撮れたというわけです。
父兄でもない者が、校内を自由に歩いて写真まで撮れるのは、文化祭くらいしかありませんので、今年はぜひ卒業した小学校の写真も撮りたいと思います。
さて、話は変わりますが、3月21日、周辺12市町村を編入合併して、新しい新潟市が誕生しました。
私が住んでいる町も編入されたので、私も新潟市民になりました。住所から郡名が抜けて、あっけないほど短くなりました。
新しい新潟市の人口は78万人です。
新潟県でこんな人口の都市ができたと聞くと、他県の方は、ものすごい大面積の合併が行われたように思われるみたいです。中には、新潟県全部が合併したんじゃないかと疑う人もいるのではないでしょうか。
たしかに面積は広いのですが、たまげるほどの広さではありません。新らしい市の面積は、650k㎡です。
ちなみに一昨年、静岡市と清水市などが合併してできた新しい静岡市の面積は、1,374k㎡で、新潟市の2倍以上あります。人口は71万人。
単純に比較すると、新潟市の人口密度の方が高いことになりますが、実はそうとも言えないのです。
静岡市をはじめ、地方にある大都市というのは、市域内に山地をかかえている場合が多いからです。
総面積から、山林や原野・湖沼など人が住めない場所を引いた面積を、可住地面積といいます。ご存じのとおり日本は山国で、この可住地面積が少ない国です。総面積に占める可住地面積の割合は、31%しかありません。ちなみに、静岡市ではさらに少なくて、22.5%です。
では、新しい新潟市の可住地面積の割合はどうかというと、なんと96.1%もあるのです。これは、低地の国オランダの93%をもしのぐ、驚異的な数字なのです。
すなわち、新潟市は、市域650k㎡のほぼ全部が人の住める平地なのです。平地どころか、ほとんど海抜0メートル地帯ですから、起伏すらなく真っ平らで、地平線の果てまで田んぼが広がっているような所も少なくありません。実際、水田面積の多さでは、ぶっちぎりの日本1になりました(2位・北海道旭川市の2.4倍)。
そういう中に人口が点在しているわけですから、可住地面積に対する人口密度を考えれば、静岡市の方がずっと高いということになります。
しかしながら、新潟市は、今後人口が増えていく可能性を持っているともいえます。山を切り崩す必要もなく、田んぼを埋めるだけで、いくらでも住宅地がつくれるからです。
都市は、人口が80万人を越えると膨張を始めるといいます。新潟市は、この10月にも、私が生まれた巻町を編入合併します。編入後の面積は726k㎡、そして人口は81万人です。
静岡市は、この4月1日、政令指定都市になりますが、新潟市も、2年後の政令指定都市移行をめざしています。
ただ、政令指定都市になると、行政区ができるわけですから、2年後にはまた住所が変わります。今の極端に短い住所も、2年間限定というわけです。
それでは次回をお楽しみに。4月2日、掲載予定です。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58912/3442211
この記事へのトラックバック一覧です: 柳都物語 第6回について:

緑亥館物産コーナー
コメント