◇児童文学
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『児童文学』の巻/書籍編
ここでは、SFジュブナイル以外の児童文学をご紹介します。
◆天沢退二郎:「光車よ、まわれ!」
天沢児童文学の代表作。
暗黒ファンタジーの最高峰。
悪夢の中にいるような重苦しいイメージが全編を覆っています。
熱狂的なファンがいることで有名。
この長編を何十回となく読み返し、ほぼ全文を暗記している人もいるそうです。
読み返し用と保存用に、2冊持っている人もいます。
そういう私も、昭和58年発行の筑摩書房版と昭和62年発行のちくま文庫版を持っています。
主人公の一郎たちを率いる謎の美少女龍子は、「柳都物語」の菊池理絵のモデルの一人でもあります。
長らく絶版になっていましたが、ようやく2004年に復刊されました。
ちょっと値段が高いですね。
買って絶対に損はありませんが、とりあえず 楽天フリマで古本を探してみるのも手です。
どうせ、読み返し用と保存用に2冊必要になるのですから。![]()
◆天沢退二郎:「闇の中のオレンジ」「オレンジ党と黒い釜」「魔の沼」「オレンジ党、海へ」「夢でない夢」
「光車よ、まわれ!」で天沢児童文学に取り憑かれた人は、必ずほかの本も読みたくなりますので、ここで紹介しておきます。
「闇の中のオレンジ」は、次に続く「三つの魔法」シリーズの原点となった短編集。
「オレンジ党と黒い釜」「魔の沼」「オレンジ党、海へ」は、「三つの魔法」シリーズの長編三部作。
「夢でない夢」は、初期の作品を集めた短編集。
もちろん、私は全部持っています。
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◆山中恒 :「おれがあいつであいつがおれで」
大林宣彦監督による尾道三部作の第1作となった映画「転校生」の原作。
2002年には、「どっちがどっち」の題名で、NHKでドラマ化(愛の詩シリーズ)もされました。
男の子と女の子の体が入れ替わるという話で、この設定だけでも面白そうですが、本当に読み始めたら止まりません。![]()
◆三田村信行:「おとうさんがいっぱい」
小学校中学年くらいが対象の短編集ですが、いずれの作品も、とても子供向けとは思えないブラックユーモアにあふれています。r![]()
◆舟崎克彦:「ぽっぺん先生の日曜日」「ぽっぺん先生と帰らずの沼」「ぽっぺん先生と笑うカモメ号」
「ぽっぺん先生」シリーズの最初の3作が、岩波少年文庫として刊行されています。
シリーズはさらに続きますが、その後の作品の文庫化は不明です。
3作の中では、「ぽっぺん先生と笑うカモメ号」が特にお勧めです。
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以上、「『児童文学』の巻/書籍編」でした。
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