◇権助とカメ
◇緑亥館物産コーナー◇
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『昔話のようなもの』-『権助とカメ』の巻
この『権助とカメ』は、何かのコンテストに応募するために、だいぶ以前、たぶん6~7年前ころに書いたものです。
もちろん、こんなものが入賞するわけはありません。
のちに、この『権助とカメ』を焼き直して、『亀負い道中』という落語のようなものを書きました。
『亀負い道中』を書いたいきさつについては、こちらをご覧ください。
権助という名前は、適当な名前が思い浮かばなかったため、仮につけておいたのですが、新しい名前を思いつかないままシリーズ物になってしまいました。
落語の世界では、権助は田舎者の下男としておなじみの登場人物です。
さて、まずご紹介する商品は、冒頭の「すっかりぬくんだ土手のうえには、つくしがいくつも顔を出しておりました」というシーンから、食用の「つくし」です。
小学校に入学したばかりの春、学校帰りに友達と競争でつくしを摘んで帰ったことがあります。
その晩の夕食は、つくしがてんこ盛りでした。
味の記憶はありません。
その後、私がつくしを摘んで帰ることはなく、家族からのリクエストもなかったことを思うと、紹介しておいてこんなことを言うのも何ですが、あまり美味しいものではなかったのではないでしょうか………。
まあ、懐かしさとか、珍しさとか、季節感とかを味わうものなのでしょう。
このお店のページには、つくしの料理法も載っています。
たぶん私が食べたのはお浸しだったと思いますが、このページに載っている天麩羅なら食べてみたい気がします。
当然のことながら、春限定(3月いっぱいまで)の商品です。 
さて次は、「田んぼはレンゲの花ざかりです」という、これも昔話の定番シーンから、何のひねりもなくレンゲの種のご紹介です。
私が子供のころ(40年くらい前)でも、もう田植え前の田んぼにレンゲの花を見ることはありませんでした。
昔は何でレンゲを田んぼに蒔いたかというと、田んぼの肥料にするためです。
レンゲはマメ科の植物です。
マメ科の植物の特徴は、根に根粒菌という微生物が共生することです。
で、この根粒菌は、植物の根から、光合成でできた炭水化物をもらって生活しています。そのお返しに、植物には、空気中から窒素を取りこんで渡します。
窒素は、リン酸・カリと並んで3大要素と言われるほど、植物が生育するためには欠かせない肥料分です。
つまりレンゲをはじめとするマメ科植物は、空気から肥料分をつくりだすことができるのです。
そのため、他の植物が生育できないような痩せ地でも育つことができます。
で、このたっぷり窒素を取りこんだレンゲを、田植え前の田んぼに鋤きこむのです。
これを「緑肥」といいます。
しかしながら化学肥料の普及で、レンゲが花ざかりの田んぼを見ることはなくなりました。
でも最近では、無農薬無肥料栽培の観点から、再び緑肥が見直されるようになってきています。
「田んぼはレンゲの花ざかりです」という景色を、また日本中で見られるかもしれません。
少し話が堅くなってしまいました。
最後はもう一度食べ物に戻してしめましよう。
それは、権助がかぶりついた握り飯です。
権助がかぶりついたのは大きな白い握り飯ですが、ここでご紹介するのはプチサイズの焼きおにぎりです。
以上、「『昔話のようなもの』-『権助とカメ』の巻」でした。
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